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子どもの成長の日々を動画で残したい

ビデオグラファー末吉理さんに聞く
見返したくなる動画撮影のポイント

運動会などの学校行事、習いごとの発表会や日常の風景など、子どもの成長の日々は動画で残しておきたいもの。将来、子どもが自立したときに、こんなときもあったと懐かしく振り返ることもできます。最近のスマートフォンは画質もよく、動画の撮影は可能ですが、遠くの被写体の撮影は、やっぱりビデオカメラがオススメです。セカンドストリートなら手ブレに強い高機能ビデオカメラもリーズナブルな価格で手に入れることができます。
今回は、子どもを撮影する機会が多いという、ビデオグラファーの末吉理さんに、セカンドストリートで見つけたビデオカメラで娘さんを撮影していただきながら、ビデオカメラを選ぶ際に気をつけることや、失敗しない動画撮影のポイントについて教えていただきました。 (2018年6月15日作成)

ビデオカメラ選びのポイントは
ズーム倍率と手ブレ補正機能

運動会やスポーツ大会、ピアノの発表会など、遠い場所からしか撮影できないシチュエーションでは、高倍率の光学ズームを搭載したビデオカメラがオススメです。ビデオカメラを選ぶときにはまず、光学ズームの倍率をチェック。最近は光学50倍以上のモデルも登場していますが、倍率は20倍以上あれば十分大きく撮影できます。

動画撮影のときに問題になるのが手ブレです。自分では固定して撮影しているつもりでも、体がゆれて映像がブレてしまった経験が誰しもあるのではないでしょうか。特に遠くのものを望遠で撮影する場合、わずかな動きでも大きくブレます。遊んでいる子どもの撮影は一緒に動きながらになるので、手ブレも大きくなりがちです。見ていたら映像がゆれていて酔ってしまう、なんてことも。

多くのビデオカメラには手ブレ補正機能がついていますが、手ブレ補正にはレンズなどのハードウエアを動かしてブレを防ぐ「光学式」と、ソフトウエアの画像処理で手ブレを直す「電子式」があります。電子式は映像の外側部分を切り取ってしまうため、画質面では光学式のほうがキレイです。最近では光学式と電子式を合わせたハイブリッド式を搭載したモデルも増えています。今回、撮影に使用したソニーの「HDR-PJ680」は「空間光学手ブレ補正」という機構が採用されている高機能モデル。レンズとセンサーを一体化してバランスを保ってくれるので、手ブレ解消には非常に効果的です。高倍率ズームでの撮影や、被写体と一緒に動きながらの撮影でも、なめらかな映像を撮ることができます。

「空間光学手ブレ補正」はレンズとセンサーを一体化してバランスをとるため、本体が動いてもブレの少ない安定した映像の撮影が可能

【テクニック1】
しっかり構えて手ブレを抑えよう

運動会などでは特に動く被写体を撮ることが多いので、被写体を追って自分も一緒に動くと手ブレしてしまい、撮影された映像もブレて見づらくなります。撮影時にはまず、しっかりとカメラが固定できるように、両手で構えたり、体を使って固定したり、近くにある固定物を利用して固定するなどの工夫をしてみてください。

膝に手を置いて補助すると、安定して手ブレが抑えられる

手ブレを確実に抑えるには三脚を立てるのがいいのですが、運動会など場所を移動しながら撮影するなら一脚が便利です。持ち運びも手軽にできますし、撮影時に上下方向のゆれがなくなり安定します。

持ち運びしやすい一脚は、移動しながらの撮影に便利

最近のビデオカメラは手ブレ補正機能が充実しているので、そういった機能を活用するだけでもずいぶん手ブレが抑えられます。また、機種によっては手ブレ補正の強度が設定できるので、マニュアルを確認してその状況にあった設定にしてみてください。今回使った機種の「空間光学手ブレ補正」は、動きながらの撮影でもゆれが少なく効果抜群でした。

歩きながらの撮影でも手ブレ補正の効果が高いので、映像がゆれてしまうことを防げる

【テクニック2】
画角はなるべく固定して動かさない

被写体の動きに合わせてカメラを動かしていくと、映像が安定せず、見づらくなります。被写体を常に真ん中に入れる必要はないので、安定させるためには、なるべく固定して撮影するようにしましょう。たとえば右から左に走るのに合わせ、カメラを動かしながら撮影するよりも、画角を固定して画面の右から左に走っていく映像のほうが、走っている様子がわかりやすくなります。

走る子どもを撮影するときは、子どもに合わせてカメラを動かさず、走り去って画面から消えていくほうが走っている様子が強調される

作例動画のワンシーン。滑り台から降りてくる様子を撮影するときに、滑る子どもに合わせて視点を動かすよりも、カメラを固定して撮影したほうが動きがリアルになる

【テクニック3】
ズーム機能を多用しすぎない

高倍率のズームは便利な機能ですが、ズームを多用した映像は不安定な印象になります。シーンの中で広角と望遠を何度も繰り返されると見づらくなりますので注意しましょう。また、高倍率ズームで撮影しているときには、被写体が少し動くだけでも画面からはみ出してしまうことがあります。同様に高倍率ズーム時にはカメラを少し動かしただけでも被写体を見失ってしまうことがあるので、ズーム機能は便利ですが頼りすぎないように気をつけましょう。

高倍率ズームで撮影しているときは、被写体が少し動くだけで画面からはみ出してしまうことがある

【テクニック4】
お子さんの「今」を記録する

日々成長していく子どもの映像を撮影するときに大切なのは、そのときしか撮れない「今」を記録することです。たとえば自転車に乗る練習の様子は、自転車に乗れるようになってからは撮れません。子どものマイブームや口癖なども、その瞬間の貴重な記録です。「今」しか撮れない瞬間を撮影しておきましょう。

このときのブームは自転車。「今」しか撮れない映像はしっかり残しておきたいもの

【テクニック5】
撮影時にはシーンとカットを意識

だらだらと撮影した映像を残すのではなく、撮影したらキレイに編集して作品にしておきましょう。そのためには、撮影時には全体の構成を考えて、どんな映像(シーン)を入れるのかを考えながら撮影します。たとえば、今回のように公園で遊ぶ映像を撮影する場合は、遊具で遊んでいるところ、犬のおもちゃと走っているところ、自転車に乗っているところなど、いろいろなシーンが盛り込まれているほうが、映像にメリハリがつきます。さらに家を出るシーンなども撮影しておけば、作品にストーリー性を持たせることもできます。何も考えずにたくさん撮るのではなく、構成を意識して撮影するとワンランク上の作品に仕上がります。

いつも同じような映像にならないよう、撮り方にもバリエーションを入れておさえておくと、シーンの切り替えなどでメリハリがつく

家を出るときの様子なども撮影しておくと、作品にしたときにストーリー性を感じさせることが可能

【テクニック6】
1カットは10秒以上撮影する

撮影のときに気をつけるのは1カットの長さ。短すぎるカットは何をしているのかわかりにくいので、なるべく10秒以上撮るようにしましょう。逆に長すぎるカットをずっと撮っても使いにくいので、編集時の負担になります。1カットは10〜15秒くらいを目安に撮影しましょう。その中からいい部分だけを5秒分使うようにすると、作品のクオリティが上がります。


今回の撮影を編集してまとめた完成映像。ポイントごとにテクニックを参考にしてください

【テクニック1】しっかり構えて手ブレを抑えよう
【テクニック2】画角はなるべく固定して動かさない
【テクニック3】ズーム機能を多用しすぎない
【テクニック4】お子さんの「今」を記録する
【テクニック5】撮影時にはシーンとカットを意識
【テクニック6】1カットは10秒以上撮影する

リユースなら手頃な価格で
ワンランク上の機種を入手できる

今回、セカンドストリートで見つけたソニーの「HDR-PJ680」は、「空間光学手ブレ補正」を搭載した上位機種で、本体にプロジェクター機能を備えたモデルです。プロジェクター機能を使えば、キャンプにでかけたときなどには、その日に撮影した映像をみんなで鑑賞することもできます。

一生の記録になる映像は、なるべく高画質で撮っておきたいもの。定価ではなかなか手が出ない上位機種も、リユースならお手頃価格で手に入ります。ちなみに今回ご紹介したソニーの「HDR-PJ680」は、市場価格は6万円(2018年6月現在)を超えますが、セカンドストリートでは46,900円(税抜)と下位モデル並みの価格で販売されています。また、三脚や一脚など、撮影アクセサリーも豊富に揃っていますので、たくさんのラインナップの中から好みの一台を見つけて、大切な瞬間をキレイな映像で残しておきましょう。


※今回ご紹介したアイテムは1点ものなので、在庫がない場合もございます。また、取り扱いのない店舗もございますので、詳しくはお近くのセカンドストリートへお問い合わせください。
https://www.2ndstreet.jp/shop

文:栗山琢宏

INTERVIEW GUEST
  • 一二三代表/AirGreen主宰
    末吉 理(すえよし おさむ)

    フリーランスのビデオグラファーとして企業や団体のプロモーション映像を100本以上制作。川崎市溝の口を中心に「Creative + Local= Happy future」を掲げたクリエイターチーム「ノクチ基地」の一員としても活躍。一児の父でもあり、自身が子育てをする地域で地域活動も行い、親子がリラックスして一日芝生の上で過ごせるイベント「AirGreen」を主宰している。

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